質量分析実験を行うにあたっての注意事項

質量分析によるタンパク質同定は微量での同定が可能なことから、しばしばコンタミネーション(特にケラチン)が問題になります。 ゲルからバンドを切り出す際、最もコンタミネーションに注意が必要です。以下の事に特に注意して実験を行うことを推奨します。

MS分析用サンプル準備の手順

  • サンプル調製の際はケラチン等の混入を防ぐため必ず手袋を着用して下さい。
  • ゲルをクリーンな切り出しシート(当研究室では、新しいOHPシートをエタノール消毒し使用)に置き、分析するバンドを汚染されてない清潔なカミソリやメスの刃を用いて切り抜いて下さい。 (※バンド周辺の余分なゲルは出来るだけ除いてください。)
  • 切り出したゲル片を1.5ml TUBEの中でサイコロ状に切り刻んで下さい。 (※ゲルは1mm四方角の大きさで、1つのチューブに5個までとして下さい。)
  • 複数のバンドを切り出す時は、濾過した脱イオン水等(チリなどの混入が無いようお願い致します)でメス刃を2度洗いしてから次のサンプルを切り出して下さい。 (要:チューブにサンプル名を記入お願いします。)
  • チューブにはバッファーや水などは入れずゲル片だけを入れてください。
  • 4℃保存

タンパク質同定の受託解析 必要事項

サンプル持込方法

メールにて解析依頼のご依頼を承っております。 受託シート添付いただき、サンプルの受け渡し日が決まりましたら、ゲルの入ったTUBEを氷中または 保冷剤等で保冷し、学際科学実験センター遺伝子研究施設 富樫(2776)まで持ち込みお願い致します。 サンプルを受け取りした順番に解析させて頂いており、通常はTrypsin消化,解析まで約2週間ほどお時間を頂いております。 受託が混み合っている場合は、もう少しお時間頂く事もございます。